5Vでニキシー管が使える IN12B搭載I2C制御ボード [IN12B-I2C]は、5V電源だけで定番のニキシー管IN12Bを、同期式シリアル通信のI2Cでコントロールできる昇圧電源回路付きシリアル制御ボードです。


電源5Vからボード内で2段階の昇圧回路によって約120V〜150Vが作られます。
ボードにはI2CインターフェイスのポートエキスパンダーMCP23017が搭載されており、GPIOは高圧FETを介して高電圧を制御し、ニキシー管(IN12B)の各数字を制御しています。
ユーザーは5Vの電源を供給し、下記の表通りにI2C通信でポートを制御するとニキシー管に簡単に数字を表示させることができます。
一般的にニキシー管を扱うには高電圧が必要でAC100Vを利用したりしますが、本ボードでは5V給電だけで使うことができます。(※1)
MCP23017は汎用的なI2CインターフェイスのポートエキスパンダーですのでArduinoなどから簡単に制御できます。
表示させる数字 |
MCP23017のポート |
0 |
PA1 |
1 |
PB5 |
2 |
PB4 |
3 |
PB3 |
4 |
PB2 |
5 |
PB1 |
6 |
PB0 |
7 |
PA5 |
8 |
PA3 |
9 |
PA2 |
コンマ |
PB6 |
※1:本ボードのニキシー管表示用の電源は5Vです。5V電源は必ず印加してください。I2C用にプルアップ抵抗が内蔵されており必要に応じて3.3Vにプルアップして3.3V電源を別途コントロール用に利用することも可能です。
※2:5V電源の消費電流は約270mA程度です。500mA以上が取り出せる電源が必要です。
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高電圧に注意!
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電源が入っている間はボードに絶対に触れないでください。
ボード内では5Vから120V〜150Vの高電圧が昇圧回路によって作られています。ボードは技術者向けであり保護カバー等がなく、基板・高電圧部分が露出しています。万一触れると感電し危険です。また機器が破損したり火災の原因となる場合があります。
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必要に応じて基板を高電圧から保護できる絶縁体で覆う
周囲の回路に接触したりリード線等が触れないようにする
づ展酸效埜紊魯灰鵐妊鵐気完全に放電するまで数秒放置する
ド要に応じて保護回路等安全回路を取り付る
十分な電気的な知識を有する技術者のみが扱うようにする
以上のことを十分にお守りいただかないと感電や火災等の事故につながる恐れがあります。このことを十分に理解してお使い頂ける技術者のみ本製品をご使用頂けます。
すべての安全対策を遵守してください。
